商品や販路開拓に関する自社の課題ついて、現役バイヤーに相談できる＜バイヤー個別相談会＞
ブログでは、参加した事業者の声やバイヤーのアドバイス内容を、ダイジェストにしてシリーズでお届けします。
第１回は『(株)アンスリーファーム×(株)テレビ東京ダイレクト マーチャンダイザー 秋吉氏』です。

相談者とアドバイザー

相談事業者：株式会社アンスリーファーム
アドバイザー：株式会社テレビ東京ダイレクト マーチャンダイザー 秋吉 玲子氏

相談者の課題

『BtoCの強化と販路の拡大』

アドバイス内容

◆販売できる期間が短いフルーツの販売戦略

（相談者）
今回の面談は11月だった為、アドバイザーの秋吉さんにはラフランスをご試食いただきましたが、販売の主軸としているのは6月のさくらんぼです。

安定して３L、４Lといった500円玉大の大粒のさくらんぼを作っており、『佐藤錦』山形県さくらんぼ品評会にて山形県1位、農林水産大臣賞3回の受賞をはじめ、さがえ西村山さくらんぼ品評会では6年連続最優秀賞受賞！ その他数々の賞を受賞し、毎年、山形のテレビ局から取材が来ているというご説明をさせて頂きました。

アドバイザーからは下記のアドバイスをいただきました。

• さくらんぼだけではなく今回試食したラフランスなどいろいろな種類のフルーツを旬に合わせて生産しているので、頒布会方式での販売もおすすめ
• 社長が35歳、従業員は更に若くて20代。農業の知識がない状態からスタートして賞を取ることができたというところもTVでは取り上げやすい。「若手農業集団」としてずらっと並んだ絵面や、サラリーマンのように安定した給料を目指しているのも特徴なので打ち出せそう
• さくらんぼは6月の15日頃から月末という大変短い期間の商材となるため、今のうちからコツコツとメルマガなどでファンを作っておいて、来年のその期間に備えるという売り方が良い
• SNSではさくらんぼの大きさを比較した写真を出したり、蜜が滴るシズル感のある画を出すとよい
• テレビ通販としては「通常の価格を言って値引き…」という価格訴求の方法もあるが、御社の場合は他にたくさん話すことがあるので、一般的なものと比べてこんなに違うと紹介が出来るのが強い

◆大手とだからできる商品づくり。継続は力なり！