商品や販路開拓に関する自社の課題ついて、現役バイヤーに相談できる＜バイヤー個別相談会＞
ブログでは、参加した事業者の声やバイヤーのアドバイス内容を、ダイジェストにしてシリーズでお届けします。
第５回は『(株)ライズウィン　MINORI工房×(株)マクアケ マネージャー 武田氏』です。

相談者とアドバイザー

相談事業者：株式会社ライズウィン　MINORI工房
アドバイザー：株式会社マクアケ マネージャー 武田 康平氏

相談者の課題

『ブランディングの確立方法と商品の売り方を知りたい』

アドバイス内容

◆まずは購入者の話を聞くこと。そこに大きなヒントがある

（相談者）
今回アドバイザーからは『玄米ぽんクラッカー(プレーン)』をご試食いただいた上で、まだ出来ていないと感じていたブランディングの仕方について相談し、下記のようなアドバイスをいただきました。

• まず、購入者へ「商品を食べてみてどうだったか？」とヒアリングをすることが大事。いつ、どこで、誰と、どんなタイミングで、どうやって食べているのかの深掘りをされると良い。
• 沢山の食べ方の提案をしていらっしゃるが、もし購入者の多くがアレンジせず、そのまま食べているならばそれが答え。打ち出し方が違うのかもしれない。
• 人参の袋に入ったポン菓子、駄菓子は有名で美味しいが、大人になった今、仕事中にオフィスでとなると食べにくい。同じくポン菓子を販売するならば、選ばれる理由を考えるべき。
• 大事なのはお金を払うという痛みを伴って商品を食べてくれている購入者の話を聞いてみること。そこに大きなヒントがある。

また、町内のドックカフェで販売をしたところ、ペットのおやつとしても人気でご好評の声をいただいているというお話から、「ペットフードとしてではなく、人間もペットも『家族全員で食べられるおやつ』として売るのはどうか」というアイディアも。

「ペットの為ならば良いものを」と選ぶお客様も多いはずなので、実際にそのドックカフェで購入いただいているお客様の声も集めて、ブランディングの方向性を検討することをおすすめいただきました。

まだ市場調査はできていませんが、市場は大きいと思うのでまずはヒアリングから進めてみたいと考えています。

◆ターゲットを定めなければ、ブランディングは出来ない