BLOG


2年越しで商品改良に取り組み、百貨店のギフトを経てテレビ通販で1000万円の売上を実現
<from buyer’s one>

  • 投稿日 : 2025/04/04
  • |
  • 最終更新日 : 2025/04/04

商品開発・改良支援の取り組み<buyer’s one>は
バイヤーと共にマーケットの需要を踏まえた商品作りに取り組める貴重なサービス。
売れる商品づくりの実現に向け、第一線で活躍する現役バイヤーが商品開発・改良から販路開拓までサポートします。
ブログでは、buyer’s oneに参加し商品開発や改良に取り組んだ事業者の声を、シリーズでお届け。
今回は、『㈱シーポート×㈱エクスクリエ わさび香る飛騨牛ハンバーグ、松坂牛の切り落とし』です。
buyer’s one/buyer’s roomについては https://buyers-room.com/ をチェック

岐阜県南部の笠松町にて、「飛騨天狗」の屋号で地元産品を使った商品開発・販売を手掛ける株式会社シーポート。岐阜のブランド飛騨牛をメインに、協力企業とともに精肉や加工品の開発を手掛け、百貨店やイベントでの催事出店も行なっている。「buyer’s one」では、「わさび香る飛騨牛ハンバーグ」を共同開発し、その後は「松阪牛の切り落とし」をはじめテレビ通販での継続的な販売に至るなど、販路拡大を実現。取締役 統括部長の塩崎さんに、これまでの取り組みと今後の展望をお聞きした。

 

    • CONTENTS

    • 飛騨牛ハンバーグのエントリーをきっかけに、販路が拡大
    • エンドユーザーのニーズを再認識し、新たな商品開発に活かす
    • ターゲットや価格設定など、全国で売るための戦略を学ぶ
    • ④手軽に食べられて使い勝手のよい新商品の開発に取り組む


①飛騨牛ハンバーグのエントリーをきっかけに、販路が拡大

</1>
―――2022年に「buyer’s one」で共同開発した「わさび香る飛騨牛ハンバーグ」が百貨店のお中元ギフトに採用。2023年11月からは、テレビ通販で放送された「松阪牛の切り落とし」が1000万円の売上を達成され、継続的な販売を実現されています

3社と共同開発した「わさび香る飛騨牛ハンバーグ」は百貨店のお中元ギフトに採用され1000個ほどを販売しました。その後、お取引先も増える中で株式会社エクスクリエの名畑さんとお付き合いをさせていただくことになり、テレビ通販で「松阪牛の切り落とし」が4回放送され1000万円の売上に。今夏には、「松阪牛焼肉用切り落としと切り落としタレ漬けのセット」で約100万円の売上を達成し、今後も「飛騨牛の切り落とし」が販売予定と、継続的に販売していただいています。

 

――「buyer’s one」に参加されたきっかけは何だったのでしょうか

 

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、弊社の主な販路である百貨店の催事はほとんど中止となり、道の駅での売上も落ち込んでしまいました。助成金などを活用して新商品の開発に取り組むべく、全国商工会連合会さんとやり取りしている中でご紹介いただいたのが販路開拓を支援する「buyer’s room」と、商品改良から販路開拓までを一気通貫で支援する「buyer’s one」でした。最初のエントリーは2021年で、「飛騨牛100%生ハンバーグ」を「buyer’s room」に出品し、審査員特別賞を受賞しました。その際に、審査員の方々から多くのフィードバックをもらえ、商品についても好評価をいただけたことから、翌年、新たなチャレンジとしてワサビを練り込んだ大人のハンバーグを開発。10回以上のサンプリングを行ない、社内である程度完成したところでバイヤーさんのご意見を伺いたいと思い、「buyer’s one」へエントリーしました。

エンドユーザーのニーズを再認識し、新たな商品開発に活かす

</2>

――「buyer’s one」では、どのように商品改良を進めていかれたのですか

 

初回のエントリーはコロナ禍だったこともあり、オンラインでの打合せやメールでやり取りしながら、サンプルを送って試食いただく流れで進めました。「わさび香る飛騨牛ハンバーグ」は、味にこだわって生のまま冷凍した商品として販売したところ、家庭で調理の手間がかかる点がネックとなってしまったのか自分が思ったよりも販売数が伸びませんでした。業務用の卸とは異なり、エンドユーザーである一般の消費者は、レンジアップのような手軽に食べられる商品を求めているのだと痛感しましたね。その後、エクスクリエの名畑さんが弊社で精肉部門もあることを知った上で「こんな商品を作れませんか」と提案してくださり、松阪牛の切り落とし肉の販売が実現しました。テレビ通販は初めての経験でしたので、名畑さんには様々なアドバイスをいただき多くのことを学ばせていただきました。

 

ターゲットや価格設定など、全国で売るための戦略を学ぶ

</3>

――取り組みを進める中で、とくに印象に残っているのはどんなことですか

 

名畑さんは商品を売るための企画立案や販路の開拓が得意で、次々とアイデアを出してくださいました。岐阜で商売をしていると、首都圏でどんなものが売れているのかを把握するのは難しく、岐阜で売れても首都圏や全国では通用しないものも多い。全国で売るには、ターゲットを絞った提案をしていかなくてはならず、ネーミングの重要性も再認識しました。また百貨店のギフトを開発した際には、3000円台、5000円台の価格帯のものが圧倒的に商品の幅があり売れやすいことを教えていただき、その価格帯の中で利益もしっかり出しながらどんな商品が作れるのかを検討したことも非常に勉強になりました。

 

手軽に食べられて使い勝手のよい新商品の開発に取り組む

</4>
―――「buyer’s one」での成果を、今後どのように活かしていきたいですか

 

「buyer’s one」で、自社だけでは思いもつかなかった切り口を勉強させていただいたので、早速商品づくりに活かして新たに「飛騨牛のローストビーフ」と「低温調理の牛タンロースト」を開発しました。ローストビーフは、解凍するだけで食べられるうえ、一般のお客様が手に取りやすい価格帯を意識してポーションを抑えた規格に。ダイスカットなのでサラダやパスタの具材にそのまま使えるなど、使い勝手のよさも魅力としました。お取引先は増えましたがまだまだ道半ばと気を引き締め、今後も地元産品を活かした商品を全国の方にお届けしていきたいです。

 

 

【プロフィール】株式会社シーポート  取締役 統括部長 塩崎徹知さん

イベントや百貨店での催事などの仕事を経て、岐阜の肉料理専門店『鴻臚館』へ就職。店舗勤務を経て、前職での経験を買われ肉の端材を活用した物販の商品開発に携わることに。新たに「特販部」を設立し、レトルト加工品などの商品開発や取引先の開拓を担う。2009年に独立し、知人とともに株式会社シーポートを設立。地域に根差した企業を目指し、仕入れ先である生産者や加工業者などとの繋がりを大事にしながら、地元の産品である飛騨牛を中心とした商品開発に取り組んでいる。

聞き手・文:フードライター 笹木 理恵

飲食業界の専門誌の編集を経て、2007年にフードライターとして独立。
飲食業界誌・料理専門誌を中心に、雑誌・WEB等で執筆。
CANVAS 広報・メディア部門 パートナー。

笹木理恵 https://news.yahoo.co.jp/byline/sasakirie

商品開発・改良支援の取り組み<buyer’s one>は
バイヤーと共にマーケットの需要を踏まえた商品作りに取り組める貴重なサービス。
売れる商品づくりの実現に向け、第一線で活躍する現役バイヤーが商品開発・改良から販路開拓までサポートします。
ブログでは、buyer’s oneに参加し商品開発や改良に取り組んだ事業者の声を、シリーズでお届け。
今回は、『㈱シーポート×㈱エクスクリエ わさび香る飛騨牛ハンバーグ、松坂牛の切り落とし』です。
buyer’s one/buyer’s roomについては https://buyers-room.com/ をチェック

岐阜県南部の笠松町にて、「飛騨天狗」の屋号で地元産品を使った商品開発・販売を手掛ける株式会社シーポート。岐阜のブランド飛騨牛をメインに、協力企業とともに精肉や加工品の開発を手掛け、百貨店やイベントでの催事出店も行なっている。「buyer’s one」では、「わさび香る飛騨牛ハンバーグ」を共同開発し、その後は「松阪牛の切り落とし」をはじめテレビ通販での継続的な販売に至るなど、販路拡大を実現。取締役 統括部長の塩崎さんに、これまでの取り組みと今後の展望をお聞きした。

 

    • CONTENTS

    • 飛騨牛ハンバーグのエントリーをきっかけに、販路が拡大
    • エンドユーザーのニーズを再認識し、新たな商品開発に活かす
    • ターゲットや価格設定など、全国で売るための戦略を学ぶ
    • ④手軽に食べられて使い勝手のよい新商品の開発に取り組む

タグ 一覧

LINEで問い合わせる
LINEのアイコン

CANVAS公式ライン

セミナーやイベント情報をお知らせします。
ご質問もこちらからどうぞ。

LINEのQRコード

全国商工会連合会 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館19階