BLOG


通販や百貨店など複数社との商品開発が一気に進み、自社だけでは成し得なかった販路の拡大を実現
<from buyer’s one>

  • 投稿日 : 2025/04/04
  • |
  • 最終更新日 : 2025/04/04

商品開発・改良支援の取り組み<buyer’s one>は
バイヤーと共にマーケットの需要を踏まえた商品作りに取り組める貴重なサービス。
売れる商品づくりの実現に向け、第一線で活躍する現役バイヤーが商品開発・改良から販路開拓までサポートします。
ブログでは、buyer’s oneに参加し商品開発や改良に取り組んだ事業者の声を、シリーズでお届け。
今回は、『㈱パティスリーロリアン×㈱フェリシモ カトルカールマロン・カトルカールアプリコット』です。
buyer’s one/buyer’s roomについては https://buyers-room.com/ をチェック

2023年の「buyer’s one」に出品した「カトルカールマロン」が、フェリシモの定期便スイーツのお取り寄せカタログに掲載され、新作の「カトルカールアプリコット」と合わせて計200個以上を販売。2024年12月からは新たに4回連続での掲載が決まるなど継続的な販売に繋がるほか、百貨店や通販など新たに8社との商談が進行中だ。「時流に合わせて商品改良を続け、10年、20年と売れ続ける看板商品を作りたい」と語るオーナーシェフの吉岡さんに、取り組みを振り返っての思いや今後について取材した。

 

    • CONTENTS

    • 2度のカタログ販売などで約100万円の売上を達成。現在も8社と商談が進行中
    • ②バイヤーさんからのお褒めの言葉が、味づくりの大きな自信に
    • ③コンセプトを明確にし、大人の上質なおしゃれ感を演出
    • ④時流に合わせた商品改良を続け、10年、20年続く主力商品に育てたい


2度のカタログ販売などで約100万円の売上を達成。現在も8社と商談が進行中

</1>
―――フェリシモの定期便カタログのお取り寄せスイーツ企画「パティスリーからの贈りもの ごほうびスイーツ食べ比べ」に2回掲載されるほか、複数社との取引で約100万円の売上を達成しました

 

2023年の「buyer’s one」に出品した「カトルカールマロン」が、フェリシモの12ヶ月定期便のスイーツお取り寄せカタログ(2023年11月掲載/2024年1月発売)に掲載され200個以上を販売。継続して2024年5月のカタログでは、新作の「カトルカールアプリコット」が掲載され、他社さんとの販売分との合計で約100万円の売上を達成しました。2024年12月からは、新作2種類を加えたカトルカールだけでの4ヶ月コース展開が決まるなど、継続的な販売に繋がっています。

 

また、2023年「buyer’s room」11月の部にも出展し、株式会社JALUX、東急百貨店さんなどからお声がけいただき、現在までに8社との商談が進行中です。「buyer’s one」への参加をきっかけに広がったお取引先だけで、2024年9月~12月までの4ヵ月間で500万円以上の売上になる見込みです。

 

――「buyer’s one」に参加されたきっかけは何だったのでしょうか

 

両親からの事業を受け継いで8期目を迎えた実績があるので、商品の開発から販売まですべて自社のみで完結するのがいいと思っていましたが、「buyer’s one」の取り組みを知り、率直に面白そうだなと感じました。参加された方がその後どのように事業を発展させていくのかにも興味があり、まずはやってみないことには結果も出ないと思い、参加を決意しました。

エントリーした「カトルカール」は、2号店のオープンにあたり看板商品になるものを、と様々な商品を開発したうちの一品です。パウンドケーキは一般的に食後感が重いイメージがあり、全国的にも売りにしているお店が少ないように感じたので、なめらかな口どけにこだわり「五感で味わえる生食感」を打ち出して看板商品に育てていきたいと考えました。

バイヤーさんからのお褒めの言葉が、味づくりの大きな自信に

</2>

――「カトルカールマロン」は、どのように商品改良を進めていかれたのですか

 

フェリシモの五反田さんと、オンラインで5~6回打合せを重ねながら改良を進めました。試作品を送って返事を待つ間は、どんな言葉をもらえるのかドキドキしていましたが、「ロリアンさんのケーキは間違いがないから、引き続きお任せします!」とお返事いただいたときは、自信にもつながり嬉しかったですね。「カトルカールマロン」は、商品撮影までの準備期間が1ヵ月ほどでしたので、仕様はそのまま販売価格に合わせてサイズを少し小さくし、パッケージをターゲットである30~40代女性を意識した高級感のあるデザインに変更しました。その後、5月のカタログ掲載用の商品は開発期間が十分あったので、フレッシュなイメージの夏のフレーバーとして「カトルカールアプリコット」を新たに開発しました。アプリコットは、「マロンよりもなめらかでおいしい!」という声をいただくほどお客様から好評でした。

 

コンセプトを明確にし、大人の上質なおしゃれ感を演出

</3>

――取り組みを進める中で、とくに印象に残っているのはどんなことですか

 

当店のカトルカールの特徴であるしっとりとした口どけは、焼成直後にシロップに浸けることで生まれるのですが、「洋酒の香りが強すぎるものは好まれない」とアドバイスをいただき、洋酒のきかせ具合やシロップに浸ける時間を調整しました。また、店舗での販売と違い、通販サイトでは写真だけを見て購入するかを判断されるので、コンセプトを明確に打ち出すことが大切だと学びました。ワンランク上の上質感やおしゃれ感が写真から伝わるように、デコレーションやパッケージデザインには特に気を配りました。五反田さんはとにかく褒めてくださるので、逆にこちらからも「こんな提案をしたい」という創作意欲が高まり、新しいフレーバーを開発できたことも財産となりました。

 

時流に合わせた商品改良を続け、10年、20年続く主力商品に育てたい

</4>
―――「buyer’s one」での成果を、今後どのように活かしていきたいですか

 

恥ずかしながら、自社では十分な販促活動が行えていなかった中で、「buyer’s one」にエントリーしてから、見える景色がガラッと変わりました。取り組みを機に複数の企業さんからお声がけをいただき、1年間かけて商品開発や販売の準備を進めてきたことがようやく形になるのでワクワクしています。それと同時に、スケジュール管理も含めて同時進行で商品を開発することの大変さも感じてきました。タイトな時間で新商品を完成させなければならないときもあるので、既存の商品を進化させるという今回学んだ手法は今後の商品開発においても非常に役立つと感じています。

また私自身、今ある商品が完成形だとは全く思っておらず、時流に合わせた商品改良の必要性も実感しています。「ロリアンといえばカトルカールだよね」といっていただけるように、主力商品としてこの先10年、20年と売れ続けるようなお菓子をこれからも作っていきたいです。

 

 

【プロフィール】パティスリーロリアン オーナーシェフ 吉岡順子さん

石川県小松市の洋菓子店の長女として生まれ、幼少期より家業の洋菓子作りに慣れ親しむ。2017年、両親から洋菓子(ケーキ、焼き菓子)の事業を受け継ぎ、『パティスリーロリアン』をオープン。2022年6月には、旧店舗の隣に『パティスリーロリアンコティ』として新店舗をオープン(旧店舗は工場として稼働)。カフェを備えたモダンな店内に生菓子や焼き菓子、季節のアフタヌーンティーなど幅広いアイテムを揃えるほか、オンライン販売にも注力している。

聞き手・文:フードライター 笹木 理恵

飲食業界の専門誌の編集を経て、2007年にフードライターとして独立。
飲食業界誌・料理専門誌を中心に、雑誌・WEB等で執筆。
CANVAS 広報・メディア部門 パートナー。

笹木理恵 https://news.yahoo.co.jp/byline/sasakirie

商品開発・改良支援の取り組み<buyer’s one>は
バイヤーと共にマーケットの需要を踏まえた商品作りに取り組める貴重なサービス。
売れる商品づくりの実現に向け、第一線で活躍する現役バイヤーが商品開発・改良から販路開拓までサポートします。
ブログでは、buyer’s oneに参加し商品開発や改良に取り組んだ事業者の声を、シリーズでお届け。
今回は、『㈱パティスリーロリアン×㈱フェリシモ カトルカールマロン・カトルカールアプリコット』です。
buyer’s one/buyer’s roomについては https://buyers-room.com/ をチェック

2023年の「buyer’s one」に出品した「カトルカールマロン」が、フェリシモの定期便スイーツのお取り寄せカタログに掲載され、新作の「カトルカールアプリコット」と合わせて計200個以上を販売。2024年12月からは新たに4回連続での掲載が決まるなど継続的な販売に繋がるほか、百貨店や通販など新たに8社との商談が進行中だ。「時流に合わせて商品改良を続け、10年、20年と売れ続ける看板商品を作りたい」と語るオーナーシェフの吉岡さんに、取り組みを振り返っての思いや今後について取材した。

 

    • CONTENTS

    • 2度のカタログ販売などで約100万円の売上を達成。現在も8社と商談が進行中
    • ②バイヤーさんからのお褒めの言葉が、味づくりの大きな自信に
    • ③コンセプトを明確にし、大人の上質なおしゃれ感を演出
    • ④時流に合わせた商品改良を続け、10年、20年続く主力商品に育てたい

タグ 一覧

LINEで問い合わせる
LINEのアイコン

CANVAS公式ライン

セミナーやイベント情報をお知らせします。
ご質問もこちらからどうぞ。

LINEのQRコード

全国商工会連合会 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館19階